【漫画/アニメ】惑星アミーゴ視点からの「少年アシベ」について語りたい

30代の筆者が物心ついたときに、テレビアニメとして放映されていた【少年アシベ】

少年アシベ』(しょうねんアシベ)は森下裕美による日本漫画作品およびそれを原作としたアニメ作品。

1988年から1994年まで『週刊ヤングジャンプ』(集英社)に連載、単行本全8巻。1990年にはOVAが製作、1991年にはテレビアニメ『少年アシベ』、1992年には『少年アシベ2』が放送。2000年から2004年にかけて、続編に当たる『COMAGOMA』(コマゴマ)が連載。引用元:Wikipedia

幼き頃はアニメで放映されていたものを、ただなんとなく観ていただけだったのですが、成人してからふと原作を読み返したくなり、単行本を全巻集めて読破!

幼少期はなんとなくで観ていた【少年アシベ】に登場するキャラクターに、大人になった自分が触れ合うと、もっと味わい深いものになったことを鮮明に憶えています。

大人になってからの筆者個人的には、主人公アシベのおじいしゃんが社長を務める「芦屋商事」ではたらく人たちの人間模様が好きで、「こういう人居る!」と共感めいた感情を抱くことが多いです。

おそらく大方の人がそうであったとは思いますが、ゴマちゃんを見て以来、アザラシを見ると癒されるようになり(笑)現在、筆者のメインの生活拠点である「ヤドカリ先1号」では、アザラシ2頭も同居中(世間ではそれを「ぬいぐるみ」という言葉を使うかたもいらっしゃいますが)

そう、【少年アシベ】と出逢えたことで、「平凡な日常と、ちょっとコミカルな非日常の曖昧な世界」に惹かれるきっかけになったといっても過言ではないかもしれません(笑)

思えば好んで読んでいる漫画は、ファンタジーや冒険ものよりも、等身大の人間模様を描いた作品ばかり。。。

漫画ではあるけれど、やや「エッセー」に近いものが好み。

【エッセー】とは・・・
自由な形式で意見・感想などを述べた散文。随筆。随想。特定の主題について述べる試論。小論文。論説。
引用元:goo辞書

 

そんなわけで、今回は「惑星アミーゴ視点からの少年アシベ」をちょこっと語る機会をつくってみました!

 

※「少年アシベ」の続編である作品も発表されていますが、今回は初代「少年アシベ」について語っています※

芦屋アシベの家族、関わる人々、小学校生活

~主人公である芦屋アシベは小学校1年生の声が大きい男の子。お父ちゃんの仕事中の不祥事がきっかけで転校を余儀なくされるが、愛嬌のある天真爛漫な性格なおかげで、転校先ではすぐに友達できる。だけど、ふとした時に転校前の親友・阿南スガオくんのことが気がかり。風呂なしアパートに引っ越しをするが、ひょんなことからゴマフアザラシの赤ちゃんを拾い、「ゴマちゃん」と名付けて家で飼うことになったのっだった~

アシベが生活するうえで関わる人々は、主に小学校の同級生や先生なのだが、なんといっても体育教師である「天堂先生」のインパクトが強すぎて、大人になっても忘れることのない漫画キャラの一人です(笑)

天堂先生は、ナルシストだし、空気よめないし、人の気持ちをわからないという、どう考えてもヤバい奴なのに、常に恋人がいるという不思議な人格。「少年アシベ」をじっくり観たことない方でも、この天堂先生は知っている方が多いのでは??

そして途中からそんな天堂先生に恋心を抱く「鱶田さん」もインパクト強めでした。20歳なのに童顔が故小学生に間違えられるという、ちょっとかわいそうなことが多い女の子です。

そして、「少年アシベ」の登場人物のなかで、筆者がベストキャラだ!と思うのが、後半に出てくる「山田さん」というヘンテコなおじさん。些細なことで家族と喧嘩し、アシベの住むアパートでひとり暮らしを始める山田さん。

部屋の中に謎のトロフィーが複数置いてあったり、飼い犬とタイマンはったり、アシベの同級生「サカタ」に好意を寄せたり。。。ちょっとぞわぞわっとする部分もあるのですが(笑)なんだか目が離せないのです!

阿南スガオくんの周辺の人々、異国での暮らし

~阿南スガオくんは、転校してしまったアシベのことで頭がいっぱいであったが、自身もお父さんの仕事の転勤でネパールへ移住することに。そこで家庭教師の先生や女の子、雪男と出逢い、少しずつネパールでの暮らしになれていく。しかし、ことあるごとにアシベのことを思い出し、涙することも~

ネパール編、南国編とありますが、筆者はネパール編の方が記憶が濃いです。なんといっても雪男・イエティの存在が強烈だし、あと家庭教師の先生がこれまたヘンテコキャラ。修行僧のはずなのに、邪念と欲にまみれている人間らしい先生で、憎めません(笑)

一度アシベがネパールを訪れる回があったのですが、運命のいたずらか、すれ違ってしまい再会は果たせず。。。スガオくんは不運が多くて、なんだかかわいそうになることがしばしば(^_^;)

中華料理店【王々軒】にかかわる人々

~中華料理店【王々軒】の店主のひとり娘、両々が道で襲われそうになっていたところを、アシベが助けたことから縁ができる。中華料理店【王々軒】の店主は犬にそっくりなことから、たびたび犬だと勘違いされる~

両々の片思いの相手「西尾ヒトシ」くん(何故か服を着たからず、裸にトレンチコートを羽織っている)の印象が強いですが、アルバイト短大生「リコ」の、のちの恋人となる医学生「アッキー」も忘れられないキャラ。アッキーは心優しいがゆえに人に迷惑をかけてしまうことが多々あり、なんだかすぐ身近にいそうな親近感があります。

芦屋商事のひとびと

~アシベのおじいちゃんが社長を務める「芦屋商事」。そこにはちょっとコミカルな名前のギリシャ人秘書をはじめとした、個性豊かな従業員がいっぱい~

筆者は「少年アシベ」では「芦屋商事」のシーンが一番好きかもしれません。おとなになってから共感できる部分もあれば、「現実とはちょっと違うな~」と思うこともあり、読めば読むほど、どうしようもないような従業員であっても、愛おしくなってくるのです。

そのなかでも一番好きだったキャラは、途中から出てくる「吹田さん」。28歳バリバリのキャリアウーマンとして入社したのですが、童顔で大食いでネズミに顔が似ている(ついでにネズミも家で飼っている)といったギャップがすごい女性。しかも何かを食べていないと仕事が捗らないといった、いいのか悪いのかわからない人でした(笑)

「少年アシベ」の登場人物なかで、一番マトモで良識ある「早乙女さん」が、吹田さんだけは目の敵にしているといった設定も、意外と現実世界にもあることかな~と早乙女さんも完璧ではないことに、ホッとしたこともあります(笑)

いろんなキャラを思い出しながらこの記事を書いていると、また「少年アシベ」が読みたくなってきました(^^)

これからも思い出したように読んでしまう漫画のひとつです!